手や腕のシビレの原因。

こんにちは！イズミ整骨院練馬院です！

本日も肩こりや腰痛などで良く治療する

筋肉や骨などを随時ご紹介したいと思います！

本日ご紹介する筋肉は … 『　斜角筋　』です！

この斜角筋は首の深層にある筋肉で頸椎～肋骨まで伸びている筋肉です。

働きとしては首を曲げたり横に倒したりする作用があります。

斜角筋は斜角筋群とも言われ前斜角筋・中斜角筋・後斜角筋・最小斜角筋の

４つの筋肉を合わせて斜角筋と呼ばれています。

※図の前側から前斜角筋・中斜角筋・後斜角筋

筋膜の繋がりで考えるとDFL(ディープ・フロント・ライン）と呼ばれるラインに位置し、

身体の前面の深層筋(インナーマッスルである腸腰筋など)と繋がっていて、

体幹のバランスを保つためにはとても重要な筋肉の一つです。

この筋肉の周囲には腕神経叢と呼ばれる神経の束や、

鎖骨下動脈という動脈がこの斜角筋の間を走行しているため、

この筋肉の硬さがあるとそれらの神経や動脈を圧迫し

胸郭出口症候群と呼ばれる腕のしびれや痛みの疾患の原因になっていて、

特に肩甲骨・腕の外側・親指・人差し指の痛みやしびれがある方は

この筋肉の影響が強いかもしれません。

そしてこの筋肉は上記で書いたように腸腰筋などの

インナーマッスルと繋がっているため、

首や肩のコリや痛み、腕まわりのしびれや痛みだけではなく、

腰椎ヘルニア、脊柱管狭窄症などの腰痛や股関節の痛みなどとも

深く関わりを持っている人体ではとても重要な筋肉の一つなのです。

手や腕のしびれが取れない,,,！

首を曲げると腕に痛みが響く,,,！

腰をいくら治療しても治らない,,,！

などと症状が改善されずにお悩みの方は

ぜひ一度治療した方がいいポイントかもしれません。